 | 本気!サンダーナ 1巻
自分の空想したキャラクターたちが、こんな形で生きのび、
新しい動きをするとは、思いませんでした。作者はキャラクターたちの
想いのまま筆を進めるしかありません。本気に問いかけたい事は、今ひとつ。
“正義と戦い、どちらかを選ぶとしたら、君はどちらを選ぶのか?” |
 | 本気!サンダーナ 2巻
今!”海”という名の焼酎にはまってます。
“涙は一番小さな海だ”なんて事言った人もいましたが、地球の3分の2は海とか。
地球上最大の海に思いはせ、人の争いなどなんとちっぽけな事と、きれいな海を飲む毎日です。
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 | 本気!サンダーナ 3巻
なにゆえ、サンダーナなのか。簡単に言ってしまえば“続”という意味なのですが、
梵字で、続いて起こる事をさします。宗教的には「善を続ける事」。
わたしたちは善を続けているのか。否、はじまりの善も行なっていないのかもしれません。 |
 | 本気!サンダーナ 4巻
危険の“危”。“厂(の上にク)”は崖に人がひざまずいてる形です。
“危”はさらに、ひざまずく人を加えた字だそうです。
今、世界に、たくさんの“危”が存在しています。忘れてならないのは、
ひざまずく人が、二つ重なっているという事。ひざまずく人に危を加えてはなりません。 |
 | 本気!サンダーナ 5巻
冬のおわりの季語に「凍蝶(いててふ)」があります。
冬の蝶は、幾日もじっとしています。死んでいるのかと触れると、
“ほろほろ”と舞いあがったり、また、生きているかと思えば、凍死していたり。
今、これを書いている立原は、右小指骨折中です。
まさに「凍蝶」の気分。でも歳時記を、何枚かまくれば、「春」です。 |
 | 本気!サンダーナ 6巻
右手小指は、まだ前のようには動いてはくれません。
こんなちいさな骨折でさえ不自由を強いられるのに… という想いの中にいます。
ともかくなんとか6巻を描き終えました。
その筋の人に「左手小指じゃなくてよかったですね」と言われました。
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 | 本気!サンダーナ 7巻
“メッセージは、本編に籠めました。ですから、この項でしゃべる言葉はありません”
そんな言葉で締めくくるような物語を。と心掛けてきましたが…果たして…
語り終えたのだろうか? そんな問い掛けを自分にしています。
次の言葉が見つかったら、次の本気を描きます。 |